第18話  

2人の兄を陥れようと豊莒と彼の叔父・百里景(ひゃくりけい)の企(たくら)みで梅の宴(うたげ)が催され、豊蘭息は不本意ながらも苦境に立たされた兄を守るため宴へ出席することに。宴会の日、名門の子弟らで賑わう梅園で戚澄が殺害され、豊萇も高所から転落する事件が発生し、現場となった絮柳閣(じょりゅうかく)に席を設けていた豊蘭息に疑惑の目が向けられる。雍州王は、刑部による審問の結果を待ち、昏睡状態の豊萇が目覚めて真実を聞くまで宴の出席者全員は蟄居(ちっきょ)するよう王命を出す。