第15話  

豊蘭息が雍州王に軍馬調達の報告をしていると、王明海が謁見に訪れ、豊蘭息が軍馬の密売に関与していたと弾劾する。もし軍馬なら専用の蹄鉄(ていてつ)の跡があるはずだと、雍州王は真実を確かめるため調達した1000頭の馬がいる兵部へと向かう。一方、霧山では玉無縁が地震を起こし、白風夕を洞窟に閉じ込めようとするが、危機一髪のところで黒豊息に救出される。ともに行動することにした黒豊息と白風夕は、蘭陵(らんりょう)王の六爻陣(ろくこうじん)を破るべく仕掛けを探り始める。