第12話  

科挙の不正騒動を受け、朝議で怒り心頭の雍州王を前に大臣たちが謝罪に終始する中、鳳棲梧の進言で豊蘭息が事件の調査担当に抜擢。「刑(けい)部、吏部と協力し7日以内に解決せよ」と王命を受けた豊蘭息がさっそく不正を働いた貢生の1人に尋問すると、お題が三品以上の大臣しか使えぬはずの金箔紙に書かれていたことが発覚する。一方、師弟の借金を返すため高利貸しのもとを訪れた白風夕。借用書の返却で揉めていると、そこへ突然、黒豊息がやって来て...。