第7話  

すっかり意気投合し、天支(てんし)山で会う約束をした白風夕と玉無縁。心中穏やかでない黒豊息は密かにあとを追う。そんな中、雍州王の命で息子3人が吏部、工(こう)部、戸(こ)部に配属される。豊蘭息を蹴落としたい豊莒は、王命と偽り工部の帳簿検査を行う。工部尚書・鄭奎(ていけい)から陵墓の建造費である山陵(さんりょう)銀を流用したと聞いた豊蘭息は、準備していた銀票(ぎんぴょう)で豊莒をやり込める。しかし、河川改修に向かった豊蘭息は豊莒の配下に謀られ、荒れ狂う廉(れん)江に放り出されてしまい...。