第5話  

雍(よう)州王は第二王子・豊蘭息(ほうらんしょく)の病状を確かめるため、第三王子・豊莒(ほうきょ)とともに温泉宮を訪ねる。太医は豊蘭息の脈を取り、過労による持病の再発と診断。不審に思った雍州王に問いただされた豊蘭息は、無断外出した罪を認めて理由を自白する。その頃、断魂門は他の門派を次々と襲撃。天霜門は筆頭門派として皆の恨みを晴らそうと、その行方を追う。そんな中、雍州では恒例の秋の狩りの日を迎える。吏(り)部尚書(しょうしょ)の鳳棲梧(ほうせいご)は、狩りに興じる3人の王子に目を向けるが...。