第4話  

白風夕に身分を見破られた冀州の世子・皇朝(こうちょう)は、腑(ふ)に落ちないものの白風夕と韓樸(かんぼく)に食事をふるまう。その頃、玉無縁(ぎょくむえん)は商(しょう)州軍の総帥・范士季(はんしき)に面会し、5州に商州攻撃の口実を与えぬよう撤兵を説得。ところが、和議を受け入れて都に上奏文を送った范将軍が敵前逃亡の罪に問われ、洛(らく)城も再び商州軍に包囲される。事情を察知した玉無縁は洛城と存亡をともにすることを覚悟して指揮を執ることに。危機一髪のところ、黒豊息が突如商州軍に現れ...。