最終話  太平の世のために

gyokumentouka_36.jpg 阿嬌懐妊のめでたい報告を受けて上京した林翠と、甄富貴こと賈継笙が聞かされたのは、皆の窮状だった。賈継笙は妹にも協力させて毒消しの原料調達に奔走、崔五郎らも尽力し大量の生薬が玉満楼に集められた。毒消し作りが進む中、許清嘉は賈昌と共に、傅太師が犯してきた悪事をいかに太子に知らせるかを話し合っていた。覚悟を決めて太子に拝謁すべく東宮へと向かった許清嘉を待ち受けていたのは太子ではなく、傅太師その人であった...。