迷路の花嫁

kindaichi-kousuke_18.jpg 昭和35年、金田一は道端に倒れている女を発見し、保護したが、翌朝、その女は何者かに刺殺された。金田一は、女が譫言で繰り返していた「イズシ」・「キョウコ」の言葉を手掛かりに、兵庫県の出石に向かう。宿泊先の滝川旅館では、一人娘の恭子が結婚を間近に控え、華やいだ雰囲気だ。金田一は、滝川恭子が女の言っていた「キョウコ」ではないかと推理した。その夜、地元の霊媒師・薬子が殺害され、東京から等々力警部も捜査に駆けつける。等々力警部の捜査により、東京で殺害された女は、滝川恭子の母・綾子と判明。綾子は、5年前に突然失踪したらしく、家族も理由を知らなかった。恭子の婚礼当日、警察は薬子殺害現場で発見された、恭子のイニシャル入りの血染めの手袋を証拠として、恭子に薬子殺害容疑をかける。恭子の自供では、薬子の家には行ったが、死体を見て逃げだした、と言うことだった。今度は、林の中で、宇賀神家のお手伝い・お梅が絞殺死体で発見される。金田一は、お梅は薬子殺害の犯人を見てしまった為、殺されたのだと推理した。

出演:古谷一行、ハナ肇、荻野目慶子、小坂一也、赤座美代子、大橋芳枝、吉川十和子、中尾彬、嵯峨周平、佐川満男、宮川一朗太、鷲尾真知子、矢代京子 ほか