第32回 古田織部・家康の逆鱗に触れた大名茶人
「師・千利休を彷彿とさせる最期!」利休七哲に数えられるヘウゲモノ!
古田織部の敗北を紐解く。織田信長、豊臣秀吉に仕え、新たな茶の湯の流行を生み出した織部は、数々の戦の裏で交渉人としても活躍!関ヶ原の戦いでは徳川家康に味方し、大名に出世!徳川秀忠の茶の湯の指南役となり、武家茶道の確立に力を尽くす。ところが、大坂の陣に徳川方として参戦した際、ある行動により、家康の逆鱗に触れてしまう。
織部は何故、師・利休同様、切腹に追いやられてしまったのか?