第40話 恩と愛のはざまで
秦石榴の協力を得て姉の死の真相を探ろうとする琥珀。石榴は羅元娘のそば仕えだった許氏をもてなし、酒で口が軽くなった許氏は、元娘が策略のために柊碧玉を徐令宜の寝台に忍び込ませて姨娘にした事実を語る。しかも、嫌がる姉の脅迫に使われたのは妹である自分の存在だったと知った琥珀は、羅家と侯爵に不信感を抱き、徐家を離れることが羅十一娘のためだと思うようになる。そんな折り、侯爵の帯が紛失したことが徐大夫人の耳に入ると...。
秦石榴の協力を得て姉の死の真相を探ろうとする琥珀。石榴は羅元娘のそば仕えだった許氏をもてなし、酒で口が軽くなった許氏は、元娘が策略のために柊碧玉を徐令宜の寝台に忍び込ませて姨娘にした事実を語る。しかも、嫌がる姉の脅迫に使われたのは妹である自分の存在だったと知った琥珀は、羅家と侯爵に不信感を抱き、徐家を離れることが羅十一娘のためだと思うようになる。そんな折り、侯爵の帯が紛失したことが徐大夫人の耳に入ると...。