第7話  犯人の死・・・新たなる殺人の理由

kusakabe-mutsu_07.jpg 久留米実(津嘉山正種)の往診に出かけた為頼英介(西島秀俊)は、白神陽児(伊藤英明)の無痛治療の新薬研究に携わるつもりだと話す。もし新薬が出来ても服用しないと首をふる久留米は、痛みは私だ、孫の手が一番の癒しだと為頼に告げた。
『白神メディカルセンター』では、高島菜見子(石橋杏奈)のロッカーから切断された手首が発見されたことで騒然としている。駆けつけた早瀬順一郎(伊藤淳史)に心当たりを尋ねられた菜見子は、怯えながら佐田要造(加藤虎ノ介)の名を答える。
手首と佐田の指紋が一致。港中央署刑事課では、早瀬が仁川康男(兵動大樹)、太田武司(馬場徹)と捜査方針の打ち合わせ。石川一家殺害事件の重要参考人だった佐田が殺されたとしたら、犯人は一家殺害と関係があるのではないかと意気込む早瀬。しかし、早瀬は一家殺害の捜査本部からは外されていた。仁川に釘を刺されている早瀬は、あくまで佐田殺しの捜査だと飛び出して行く。
白神は秘書の横井清美(宮本真希)から、佐田と手首の件の報告を受ける。続けて菜見子の解雇を申し出る横井。すると白神は、横井に疑いの眼差しを向ける・・・。白神は横井の今までの行動を全て話すよう促し、なぜか手術器具の管理状況も調べるよう命令した。
その頃、『白神メディカルセンター』に出勤して来た為頼は、イバラ(中村蒼)とぶつかる。その時、為頼はイバラの右手に異常を診てとる。