第23回  徳川綱吉・赤穂事件の裁きをめぐる失敗

徳川綱吉 忠臣蔵の題材となった赤穂事件をめぐる徳川綱吉の失敗を見つめ、現代にも通じる教訓を探る。
江戸幕府が成立し、約100年経った泰平の世に江戸城内で浅野内匠頭が吉良上野介を斬り付ける刃傷事件が勃発。五代将軍・綱吉は内匠頭に即日切腹を言い渡すが、上野介をお咎めなしとしたことで庶民が反発。赤穂浪士が吉良邸討ち入りを果たすと、綱吉は彼らの処分に苦悩する。
綱吉が赤穂浪士全員を切腹とした理由、その裁きが後世に及ぼした影響とは?