第17回  土方歳三・叶わなかった盟友の生存

幕末、新撰組・鬼の副長として名を馳せた土方歳三の敗北を紐解き、現代にも役立つ教訓を探る。
東京・多摩の農家に生まれながら武士になるという夢を叶え、京に上り、近藤勇らと共に剣客集団を結成。尊王攘夷運動が激化する京の治安維持に務めた後、旧幕府軍として戊辰戦争に参加するも新政府軍に屈し、命を散らせてしまう。
歳三はなぜ盟友・近藤勇の切腹を引き留め、最も望まぬ形で死なせてしまったのか？歳三の過ちは一体、どこにあったのか？