第119回 東京・新宿で鶏料理とディープな街を堪能
今回は久々の大都会、東京新宿から。日本一の利用者数を誇る新宿駅周辺は、新宿エリアの新たなシンボルタワー「東急歌舞伎町タワー」や、古き良き日本の雰囲気を味わえる場所・新宿ゴールデン街、喧騒から離れて静かな自然を感じることのできる新宿中央公園など穴場スポットも多数点在。新旧が交じり合う繁華街で、隠れた名店をご紹介します。
新宿御苑にほど近く3年前に開店した「日本酒BAR 袂(たもと)」。地下一階の飲食店街にひっそりと佇むお店は隠れ家的な雰囲気が漂います。日本酒は15種類以上が用意され、着物でお出迎えの女将・山口さんの人柄も常連客に人気だとか。まずは長野の銘酒「真澄 純米樽酒」。クリームチーズに酒盗といぶりがっこをあえた「クリ酒がっ昆」は、あてに絶妙と評判。おすすめの看板メニュー「鶏刺し」は、焼酎との相性が抜群。太田さん今宵は焼酎党で愉しみます。
さて日も暮れて、歴史あるディープな新宿へ。戦後の闇市が起源といわれる新宿ゴールデン街は、今や外国人観光客も訪れる人気のスポット。この界隈で生まれ育った女将のお店「BAR ロベリヤ」が〆にふさわしいお目当てのお店です。初めて足を踏み入れた太田さん、すっかり女将と意気投合しその魅力のとりこになってしまいました。
人とのつながりが希薄といわれる昨今、"濃い"街でもある新宿の奥深い魅力をお届けします。