第47回  大分・竹田で伝統文化と絶品グルメを探る!

中山さんが訪れた小京都は大分・竹田。阿蘇山からほど近い、大分県の南西部にあり、太古の大噴火で出来た小高い岩山に囲まれた町です。江戸時代、この地を治めていた岡藩主の中川氏が、京都を模して碁盤目状の城下町を築きました。今でも歴史情緒あふれる建物が数多く残り、小京都らしい風情を感じさせます。豊かな自然にも恵まれ、北原白秋や多くの文人たちが湯治に訪れたことで知られる長湯温泉は、日本有数の濃度の炭酸泉としても有名です。中山さんは、歴史を感じる趣深い町並みを歩きながら、竹田ならではの文化と絶品グルメを堪能します!

今回の出発地点は、断崖絶壁の岩山にそびえ難攻不落の堅城と謳われる「岡城」の跡。少年時代この地で過ごした瀧廉太郎が、石垣だけになった岡城を思い、名曲「荒城の月」を作曲したといわれています。城下町をめざして岩山を下る中山さん。切り立った崖の上を歩きながら、険しい岩山の上に城を築いた先人たちの尽力に想いを馳せます。町に入ると、湧水を発見!冷たい水を飲んで気分もリフレッシュ。竹田が名水の地でもあると知り興味津々。そして、岡藩の御用達だったという老舗和菓子店では、殿様のおやつとして献上していた銘菓をいただきます。あんこの優しい甘さと、きめ細やかで繊細な食感に感動!また、岡藩の「御客屋敷」を活かしたカフェでは、地元食材で竹田のシンボルを再現したカレーライスを堪能。地元新聞記者おすすめのコンビニでは、手作りの絶品サンドイッチに感銘を受けます。長年愛されてきた銭湯を改装したカフェでは、旬の新鮮な地物を使った野菜ジュースに舌鼓を打ちます。さらに、郷土料理店のオリジナルソフトクリームや、人気居酒屋のトマトかき氷などスイーツも存分に味わいます!地元の方々と触れ合いながら、歴史が息づく竹田の町を歩きました。

中山秀征の楽しく1万歩!小京都日和
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