第53話  祝うべき日に

kakureikatei_53.jpg 重陽節の日、尋問を受けるために蕭睿鑑の前に連れてこられた蕭定権は、既に亡くなっている愍(びん)皇太子の名を口にする。蕭睿鑑は構わず尋問を続けるが、それに対し蕭定権は心の底に沈めてきた思いを口にする。蕭定権への拷問が行われていたその時、顧思林が現れ、蕭定権を祝いに来たと告げる。斉王はそれを咎めるが...。