第9回  西郷隆盛・明治政府との無謀な戦い

北条氏政 明治維新の立役者でありながら、西南戦争に敗れ、逆賊として散った西郷隆盛の敗北を紐解き、現代を生きるうえでも役に立つ教訓を探る。
征韓論をめぐり、薩摩の盟友・大久保利通と対立した隆盛は私学校を設立し、後進の育成に励むが、新政府への不満を募らせた生徒たちが暴発し、西南戦争に突入。隆盛は九州各地を転戦した後、故郷・鹿児島で自決する。
隆盛はなぜ明治政府との無謀な戦いに踏み切ったのか?若者たちの暴発を防げなかった理由とは?