第42回 長野・飯山で魅惑の寺巡り&郷土料理!
中山さんが訪れた小京都は長野・飯山。長野県の北端に位置する飯山は、古くから信州と日本海を結ぶ交通の要衝として栄えました。戦国時代には、上杉謙信の川中島出陣の前線基地として重要な地となり、飯山城の城下町として発展。今も市街地には多くの寺が建ち並んでおり「寺の町」と呼ばれています。また「飯山仏壇」や「内山紙」といった伝統工芸品の産地としても知られています。今回中山さんは、情緒ある寺を巡りながら、雪国でもある飯山ならではの郷土料理を満喫します!
飯山城址公園を出発した中山さん、市街地へ向かうと趣のある老舗和菓子店を発見。「オヤマボクチ」という植物の葉を使った草餅をいただきます。昔から飯山で愛されてきたという草餅の味に感動!また、郷土料理が人気の店では、地元で採れた山菜料理を堪能。天ぷらや、雪国ならではの筍を使った味噌汁に舌鼓を打ちます。飯山で「謙信寿司」と呼ばれる笹ずしの味には、戦国時代に思いを馳せます。さらに、飯山伝統の手打ち蕎麦も。噛むたびに蕎麦の風味が口に広がり、コシの強さと喉ごしに大満足です。伝統工芸品「飯山仏壇」の店が並ぶ通りでは、手間ひまかけて作られた仏壇の数々に興味津々。仏壇の飾り部分を作る職人の工房では、彫金を体験します。金づちを打ちながら、精密な細工を施す熟練の技に感銘を受けます。寺巡りのスタンプ・オリエンテーリングにも挑戦!地元の方々と触れ合いながら、歴史が息づく飯山の町を歩きました。