第41回 福井・小浜で若狭湾が育んだ海の幸を満喫!
中山さんが訪れた小京都は福井・小浜。若狭湾に面し、様々な種類の海の幸に恵まれた町。小浜は、奈良時代から「御食国(みけつくに)」と呼ばれる、朝廷に海産物を献上する国で、京都の食文化を支えていました。また、鯖をはじめとする海産物を京都へ運んだ道「鯖街道」を通じて、逆に京都の文化が小浜に持ち込まれ、今もその文化が息づいていることから「若狭の小京都」とも呼ばれています。今回中山さんは、風情ある小浜の町を歩きながら、若狭湾が育んだ海の幸を満喫します!
小浜の町を一望できる小浜公園を出発した中山さん、市街地に向かいます。「濱参道」で見つけたのは、京都の宇治茶を扱う茶店。冷たい煎茶をいただいて身も心もスッキリ。お土産に、上煎茶と「雁ヶ音」という茎茶をブレンドした、夏にぴったりというお茶を購入しました。小浜で300年続くお酢の老舗では、昔ながらの製法で作られたお酢を味見。まろやかで奥深い味わいに、代々受け継がれてきた伝統を感じます。また、小浜の名産品を扱う店では、小鯛に塩と酢が程よく染みた「小鯛の笹漬け」の味に感動。そして鮮魚を京都に運ぶために考えられたという加工法に興味津々。さらに、鯖の専門店では、大きな鯖の丸焼きをいただきます。焼きたてのふっくらとした身を口に入れると、その美味しさに思わず笑顔がこぼれました。鯖を使った保存食として昔から伝わる郷土料理「へしこ」の味にも大感動!さらに、鯖の刺身、鯖棒寿しなどの絶品鯖料理を食べ尽くし!小浜でしか食べられない伝統和菓子「くずまんじゅう」も堪能!地元の方々と触れ合いながら、歴史が息づく小浜の町を歩きました。