第38話  揺るぎない想い

kakureikatei_38.jpg 蕭定権と陸文昔の元に現れた李重夔は刀を抜き、2人の腕を結ぶ腰帯を断ち切ろうとする。その時、蕭定権は蕭睿鑑と天下に伝えるべく、静かな声で毅然とした宣言をする。その言葉を聞いた李重夔は、蕭定権の血が付いた衣を蕭睿鑑に差し出す。そんな折、趙貴妃の皇后冊封を祝う花火が上がり、蕭定権は陸文昔の膝に顔をうずめて涙を流す。