第40回  岩手・遠野で民話スポット巡り&絶品グルメ!

中山さんが訪れた小京都は岩手・遠野。四方を山々に囲まれた遠野盆地に町の中心があり、周辺には懐かしい風景が広がっています。古くから遠野は、内陸と沿岸部を結ぶ街道が交わる交易の要衝で、江戸時代には遠野南部氏1万2千石の城下町として発展。いまも小京都らしい風情を残しています。また、柳田國男の『遠野物語』の舞台として知られており、「民話のふるさと」とも呼ばれています。今回中山さんは、町の各所にある民話スポットを巡りながら、遠野ならではの絶品地元グルメを堪能します!

高台にある鍋倉公園を出発した中山さん、町の中心部へと向かいます。遠野の目抜き通り「民話の道」に入ると、元気なお母さんがいる豆腐店を発見。早速、「立ち食い寄せ豆腐」という出来立ての豆腐をいただきます。地元の素材を活かした豆腐の味の濃さに、大満足です!さらに、この店が「ザシキワラシ」に縁があると聞き興味津々!また、天狗伝説が残るというお寺では、「天狗の牙」を目の当たりにして大興奮!郷土料理が人気のお店では、岩手の伝統料理「ひっつみ」をいただきます。モチモチとした小麦粉の生地を手で薄く延ばしながら作る「ひっつみ」に、ふるさとの味を感じます。そして、和菓子の老舗では、遠野の銘菓「明がらす」を堪能!くるみやごま、米粉などを使った素朴な伝統菓子で、噛むほどに素材の旨味が口に広がり、ほっと疲れを癒してくれます。なんと女将さんが、遠野の「昔話」を伝える語り部だと知りビックリ!地元の方々と触れ合いながら、歴史が息づく遠野の町を歩きました。

中山秀征の楽しく1万歩!小京都日和
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