第38回 宮城・岩出山で伊達政宗ゆかりのグルメ旅!
中山さんが訪れた小京都は宮城・大崎市の岩出山。仙台から北に車で1時間ほどの位置にあり、市街地の周辺に丘陵地が広がる、自然と人との暮らしが調和した町です。米どころとして有名で、戦国武将・伊達政宗が築いた町としても知られています。代々、政宗の子孫がこの地を治め、京都の文化も根付いていることから「伊達な小京都」とも呼ばれています。そんな岩出山には、伊達家にゆかりのある食文化が今も息づいています。今回中山さんは、趣深い岩出山の町を歩きながら、伊達家ゆかりの絶品地元グルメを満喫します!
かつて岩出山城があった公園を出発した中山さん、丘を下って城下町に向かいます。ほどなく、町を流れる内川を発見。これが、伊達政宗が作らせた人口の川だと知り興味津々。そして、岩出山駅前にある農産物直売所では、地元の方々が朝作ったばかりの郷土料理をいただきます。味噌をしその葉で巻いた「しそ巻き」の味に大感動!店番の、生き生きとしたお母さんたちとの楽しい会話で、元気もいただきました。また、竹工芸館では、地元で採れる細い竹を使ったカゴづくりを見学。一本一本丁寧に編み込んでいく技の緻密さに感心させられます。地元で人気の食堂では、直火の釜で炊き上げたご飯を堪能!米どころならではの美味しさに、思わず顔がほころびます。さらに、岩出山名物の「酒まんぢう」や「かりんとう」、老舗味噌店の「みそアイス」、酒蔵が作る「清酒ゼリー」など、地元の絶品グルメに大満足!地元の方々と触れ合いながら、歴史が息づく岩出山の町を歩きました。