第19話  愛しているから

kakureikatei_19.jpg とうとう陸英と陸文普の処刑の日がやってくる。蕭睿鑑は蕭定権が申請した婚姻を保留にし、朝議後の告知を待つように命じていた。死刑執行の合図を送る役目を任され、生きた心地がしないまま事の動きを待つ蕭定権。そんな折、朝議散会の鐘が鳴る。蕭定権は陸文昔を止めるよう顧逢恩に告げ、震える手で処刑執行の札を取る。