第17話  究極の諡(おくりな)

kakureikatei_17.jpg 盧世瑜の屋敷で陸文昔の筆跡を見た蕭定権は、陸家へ向かう。その時まさに、陸文昔の兄・陸文普と弟・陸文晋(りくぶんしん)は、刑部尚書 ・張陸正の命令で動いている張紹筠に連行されようとしていた。見かねた蕭定権は蕭睿鑑に進言するが、蕭睿鑑から差し出されたのは盧世瑜の諡号の候補として書かれた、相反する2つの文字だった。