第37回 滋賀・坂本で延暦寺ゆかりの文化&グルメ!
中山さんが訪れた小京都は滋賀・大津市の坂本。琵琶湖のほとりに位置し、多くの神社仏閣や、どこまでも続く石垣が織りなす町並みが風情を感じさせます。比叡山延暦寺の門前町として栄えた坂本には、延暦寺ゆかりの文化が数多く残っています。今回中山さんは、風情ある石垣の街並みを散策しながら、延暦寺にゆかりのある様々な文化に迫ります。坂本ならではの地元絶品グルメも堪能します!
琵琶湖のほとり、明智光秀の城があった坂本城址公園を出発した中山さん、比叡山延暦寺を目指して坂本の町に入ります。歩いていると、至る所で目につく石垣のあるお宅。それが、安土桃山時代に活躍したとされる石工集団「穴太衆」が築いた「穴太衆積み」と呼ばれる石垣だと知り興味津々。高台にある古民家カフェでは、日本最古のお茶をいただきます。甘みと旨みが口に広がるその味に感動!創業300年を越える老舗蕎麦店では、昔から延暦寺の僧たちの食を支えてきたという蕎麦を堪能。歴史を感じるその味に心打たれます。そして、ケーブルカーに乗って比叡山を登り、延暦寺へ。国宝の根本中堂では、1200年間消えることなく灯され続けているという「不滅の法灯」を見学。築かれてきた歴史の長さを肌で感じ、厳かな雰囲気の中、自ずと身が引き締まります。さらに、近江牛を使ったライスバーガーや、石垣の石を模したパンなど、地元ならではの絶品グルメも満喫します。地元の方々と触れ合いながら、歴史が息づく坂本の町を歩きました。