第12話 イケメン板前現る
奈緒子(羽田美智子)は『かぐらや』へ修業に来た新人の板前・榛名(岩永洋昭)が、同じシェアハウスに下宿すると知って驚く。板前として夢に向かって地道に前へ進む榛名に感心する奈緒子に宗佑(津田寛治)から電話がかかる。一緒に女将修業をする有紀子(吉田羊)が、親戚中から女将にふさわしいと太鼓判を押されていたと宗佑から聞かされ、奈緒子は肩を落とす。
そんな中、金沢出身で人間国宝の陶芸家・九兵衛(樋浦勉)が『かぐらや』へやってくる。九兵衛は頑固で気難しく、"エンジョモン"(よそ者)が大嫌いと評判の男。それを知った志乃(野際陽子)は、奈緒子と有紀子で交互に九兵衛を担当するよう命じる。期せずして、二人の"女将対決"が始まるのだった...。