第11話 最強の宿敵登場
小籠包作りの修業に励む宗佑(津田寛治)を台湾に残し、帰国した奈緒子(羽田美智子)と志乃(野際陽子)。『かぐらや』では、手伝いに来ていた志乃の姪・有紀子(吉田羊)がそのまま女将修業を始めることに。驚く奈緒子だったが、志乃には考えがあり...。有紀子は女将としての素質も経験もあり、その仕事ぶりに自分との差を感じる奈緒子。さらに、嫁の自分ですら入れてもらえない母屋で、有紀子が神楽家と一緒に暮らしていると知り、ショックを受ける。そんな中、奈緒子は出先から『かぐらや』への帰り道、履いていた草履の鼻緒が切れて困り果てる。そこへゲタを履いた男性がやって来て直してくれる。実は、その男性・榛名(岩永洋昭)は『かぐらや』へ修業に来た新しい板前なのだった。