第4話  近づき遠ざかる父子

kakureikatei_04.jpg 天井裏で見つかった蕭定権の書。その内容を見た蕭睿鑑は、"皇太子は聡明なのか無垢なのか"と自問する。宮中では3年に1度の科挙試験を前にし、主管を務める盧世瑜と中書令・李柏舟(りはくしゅう)、そして李重夔が準備を進めていた。そんな中、蕭定権は科挙試験で何かが起こるのではないかと考え、盧世瑜に話を持ちかける。