第2話  城壁から投下される闇

kakureikatei_02.jpg ついに蕭定権は冠礼の儀を迎える。蕭定権の亡き母である皇后に仕えた尚服局の長・張(ちょう)氏は、斉王の陰謀を知り、阻止しようと動いていた。斉王から指令を受けた女官・呉(ご)氏は、蕭定権を陥れるための檄文を公にするため、城壁へと登る。そして、まさに戴冠の時、蕭定権は皇帝へ"斉王からの贈り物"があるのだと告げ...。