第110回 香川の離島旅と絶品料理を満喫!
今回は、香川県丸亀市の港から船で35分の島「本島(ほんじま)」からスタートです。かつては海運で栄え、今も当時の貴重な建物が多く残るノスタルジックな佇まいは、旅の人気スポット。建物好きの太田さんにはたまりません。 笠島集落にある吉⽥邸は、塩飽⼤⼯の技が息づいた、築100年の建物。どこをとっても絵になる古いまち並みに、かつての時代にタイムスリップしたような気分になりました。
高松に移り、今一番の人気店として評判の「れんげ料理店」を初訪問。店主・安部隆彦さんのこだわりは、店内の隅々にまで。今日は飲むぞと太田さん、エンジンがかかってきました。まずは香川の銘酒・凱陣の燗を注文。お通しには菊芋の茶碗蒸しと小夏と菜の花の白和え。さらに讃岐でんぷく梅おろし和え。加えてお造り七種は、酒飲み垂涎の品揃え。そして最近の好物である鶏白レバーのオイル漬けを堪能。仕事がていねいで、料理人として真摯な店主の仕事ぶりに太田さん、いっぺんにファンになってしまいました。
香川が育てた旬の野菜と瀬戸内の魚、そして銘酒の数々。旅の醍醐味を堪能します。