5月22日~5月26日

5月22日(月)
「G7広島サミット 核軍縮と対中露への対抗措置は」

ゲスト:藤原 帰一(千葉大学特任教授)、太田 昌克(共同通信編集委員)

19日~21日のG7広島サミット。各国首脳は世界的な課題にどう向き合い、議長国日本はどのようなメッセージを世界に発信できたのか。
ロシアがウクライナに侵攻して2回目のG7サミット。ウクライナのゼレンスキー大統領は初来日し対面で参加。被爆地広島でのサミット開催で日本は「核無き世界」の理想に向けた一歩を刻めたのか。さらに、軍事・経済で威圧を強める中国に対し、G7首脳はどこまで結束できたのか。
これまで10回以上サミットを取材した岩田公雄キャスターと上野愛奈キャスターが現地取材。今回のG7広島サミットで何に注目したのか伝える。


5月23日(火)
「米F16供与容認 大転換の背景とウクライナ最新戦況」

ゲスト:山添 博史(防衛省防衛研究所 米欧ロシア研究室長)、鶴岡 路人(慶應義塾大学准教授)

ロシアへの大規模反転攻勢を前に、ウクライナのゼレンスキー大統領が来日しG7広島サミットに参加した。各国首脳との会談では、ウクライナへの今後の支援がテーマとなる中、バイデン米大統領は、欧州各国による米国製戦闘機F16 のウクライナへの供与を容認した。
戦局を大きく変える可能性のあるF16。提供することに慎重だった米国が方針転換した背景には何が...。ウクライナの「領土奪回作戦」は変わるのか?
一方、ロシア国防省は「東部バフムトを完全に掌握した」と主張、プーチン政権の次の狙いは?
最新の戦況を徹底分析する。


5月24日(水)
「G7対中包囲網に中国猛反発! 米中覇権争いの行方」

ゲスト:渡部 恒雄(笹川平和財団上席研究員)、柯 隆(東京財団政策研究所主席研究員)

21日に閉幕したG7広島サミット(先進7カ国首脳会議)。中国への対応では台湾海峡の平和と安定の重要性や東・南シナ海における一方的な現状変更の試みへの反対などを確認し、直接懸念を伝える用意がある、と声明に明示された。
一方、中国はG7の結束に猛反発。議長国・日本の駐中国大使を呼び出し、粗暴な内政干渉だとして「強烈な不満と断固たる反対」を表明。また、中国はこれに先立ち、今月18~19日、中央アジア5カ国首脳会議で米国をけん制した。今後、習近平政権はどのような対米政策を打ち出すのか?
G7広島サミット後、バイデン大統領は「中国との対話という意味では、非常に近いうちに雪解けがあるだろう」と語り、習国家主席との会談を示唆したが...。終わりの見えない米中覇権争いの行方を専門家と徹底議論。


5月25日(木)
「立憲岡田幹事長に聞く 徹底抗戦の終盤国会と選挙戦略」

ゲスト:岡田 克也(立憲民主党幹事長)、中北 浩爾(中央大学教授)

立憲民主党の岡田幹事長が生出演。
岸田首相は解散・総選挙について「考えていない」とするが、与党内からは早期解散を求める声が上がっている。会期末まで1カ月を切った終盤国会。防衛増額・少子化対策の財源をめぐり、立憲民主党は徹底抗戦の構えだが、野党は一丸となって与党に対峙できるのか。岸田内閣に対する不信任決議案を提出する可能性は?
さらに、選挙の司令塔・岡田幹事長に、泉代表が掲げる「次期衆院選で150議席獲得」の目標をどう実現していくのか選挙戦略を聞く。


5月26日(金)
「夢の住居はクルーズ船?! / スタンフォード式『最高の睡眠』」

ゲスト:藤原 暢子(クルーズ・ジャーナリスト / 編集者)、西野 精治(スタンフォード大学医学部精神科教授)

毎月第2・第4金曜日は、注目のニュースを、ゲストの論客とBS11解説委員のジャーナリスト・二木啓孝が独自の目線でニュースに切り込む『クロスアングル』と、『ニュースの雑学』の2つのコーナーをお届け。
コロナ禍で止まっていた国際クルーズ船の日本寄港が再開され、クルーズ船市場が活況を呈している。カジュアルから超豪華な船まで、様々な映像を見ながら、楽しみ方を紹介。とりわけ、居住船といわれる「住む」ことを目的とした船の豪華さは「夢の住居」そのものだ。一体どんな様子でどんな人たちが住んでいるのか⁈多様化するクルーズ船の今と未来の姿は、我々に新たな価値観を植え付けてくれる。ひととき、夢の世界へいざなう。
さらにもう一つのテーマでは、「最高の睡眠」を取り上げる。米スタンフォード大学で研究されている「眠り」について説明してもらう。また「黄金の90分」と言われる入眠直後の睡眠の質を上げる方法は必見。スタンフォード大で長年研究を続けるゲストにアメリカからリモートで出演してもらう。