5月1日~5月5日
5月1日(月)
「北朝鮮 軍事衛星打ち上げ予告! 日米韓はどう対応?」
ゲスト:礒﨑 敦仁(慶應義塾大学教授)、黒井 文太郎 (軍事ジャーナリスト)
北朝鮮の金正恩総書記は、軍事偵察衛星の発射を指示した。緊張高まる中、バイデン米大統領と尹韓国大統領は、米国の戦力で韓国の防衛に関与する「拡大抑止」の強化を盛り込んだ「ワシントン宣言」を発表。日米韓の結束を強調し、核ミサイル搭載可能な原潜の韓国派遣などが確認された。
一方、日本は、軍事偵察衛星が沖縄周辺に落下する事態に備え、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を展開し、迎撃態勢を整えている。
核・ミサイル開発を加速させ、軍事増強を進める北朝鮮に対して、日米韓はどう対峙すべきか?専門家と共に考える。
5月2日(火)
「ロシアで謎の爆発続発 ウクライナ反転攻勢は秒読みか」
ゲスト:名越 健郎(拓殖大学 特任教授)、佐々木 正明(大和大学 社会学部社会学科教授)
ウクライナのゼレンスキー大統領は、「重要な戦闘がまもなく始まる」と述べ、大規模な反転攻勢が近いことを示唆した。欧州などで訓練を終えたウクライナ兵が続々と現場に復帰。今後どんな戦況になるのか?
一方、ロシア各地では謎めいた爆発事件や火災が相次ぐ。露国内の「反プーチン」を掲げる正体不明な組織が犯行を名乗り出るなど、プーチン政権を取り巻く不穏な動きも出ている。
こうした中、ゼレンスキー氏と電話会談を行った中国の習近平国家主席。中国が仲介役となり、こう着した状況を打開する道は開けるのか...。
ウクライナの反攻に身構えるプーチン大統領と大規模な反転攻勢を宣言したゼレンスキー氏の次の戦略は?両大統領の思惑と最新の動きを分析する。
5月3日(水)
「大腸がん予備軍に警鐘! 食生活と運動でリスクを軽減」
ゲスト:小泉 浩一(東京都立多摩北部医療センター 副院長)、須藤 明治(国士舘大学 体育学部教授)
がんの部位別罹患数で、日本人に最も多いのが「大腸がん」。
近年の研究報告で「マイオカイン」と呼ばれる筋肉から分泌されるホルモンに、大腸がん予備軍とされる細胞を自死させる働きがあるとして注目されている。罹患リスクを減らすには、食習慣や運動が大切だという。
大腸がんのリスク軽減のため、家でも無理なくできる簡単な運動、普段から心がけておきたい食生活などを専門家が紹介する。
5月4日(木)
「加齢による難聴に注意! 認知症と聴力の関係は」
ゲスト:小川 郁(オトクリニック院長 / 慶応大学 名誉教授)、岩坪 威(日本認知症学会 理事長)
超高齢社会の日本。2025年には65歳以上の高齢者の5.4人に1人が認知症になると予測されている。
ところで最近の研究で、難聴と認知症の関係が明らかになってきた。加齢によって聴力が衰え、コミュニケーションの機会が減ることで、認知症のリスクが高まるとのこと。
なぜ、人とコミュニケーションをとることが、認知機能の改善や維持につながるのか。正しい検査と対応策とは。"私は大丈夫"と思わず、早期に発見することで、認知機能を維持する対応策を専門家に聞く。
5月5日(金)
「凶悪な特殊詐欺の実情」
ゲスト:田崎 基(神奈川新聞記者)
毎月第1・第3金曜日は、ジャーナリストの岸田雪子が、月曜~木曜日で扱う政治・経済・国際問題や安全保障といった硬派なテーマにとどまらず、子育て・教育・カルチャー・スポーツなど、身近なテーマを生活者目線で取り上げ、分かりやすくかつ 週末を迎える視聴者がホッと一息つけるような、明るい未来志向のスタンスでお送りしていきます。
今夜のテーマは「特殊詐欺」です。世間を騒がせたいわゆる「ルフィ事件」も記憶に新しいですが、巧妙化する手口や犯行グループの実態、そして、事件を減らす手立てはあるのか検証していきます