第35話 心からの帰郷
溍王の親心を知った疾沖はこれまでの過ちを詫び、溍国に戻ることを許された。馬摘星は皇女の身分を回復し、溍王父子も久々に家族団らんのひとときを過ごす。馬摘星は疾沖が川王の身分に戻り、再び川龍(せんりゅう)軍を指揮することを許された祝いとして、馬家軍の主将の座を疾沖に任そうと考える。しかし、馬摘星に対する疾沖の想いを知る馬婧は、贈るなら必要なものより欲しいものがいいと主張し、白紙の借用証文を渡して、内容は自分で書かせようと提案する。
溍王の親心を知った疾沖はこれまでの過ちを詫び、溍国に戻ることを許された。馬摘星は皇女の身分を回復し、溍王父子も久々に家族団らんのひとときを過ごす。馬摘星は疾沖が川王の身分に戻り、再び川龍(せんりゅう)軍を指揮することを許された祝いとして、馬家軍の主将の座を疾沖に任そうと考える。しかし、馬摘星に対する疾沖の想いを知る馬婧は、贈るなら必要なものより欲しいものがいいと主張し、白紙の借用証文を渡して、内容は自分で書かせようと提案する。