最終話 夢の続きを
傅容に殉葬の聖旨が下され、取り乱した傅宣や呉白起たちが駆けつける中、葛川は徐晋から預かっていた離縁書を差し出す。異変の際、傅容を守れるようにと託されていた離縁書だったが傅容はそれを火にくべ、徐晋に付き添うことで想いに応えると決意した。傅容を入れた棺を運ぶ葬列が進む頃、都へ戻ってきた徐晋は休む間もなく傅容を連れ戻しに自らの墓へと向かう。だが殉葬者の棺を開けると、そこはもぬけの殻だった。
傅容に殉葬の聖旨が下され、取り乱した傅宣や呉白起たちが駆けつける中、葛川は徐晋から預かっていた離縁書を差し出す。異変の際、傅容を守れるようにと託されていた離縁書だったが傅容はそれを火にくべ、徐晋に付き添うことで想いに応えると決意した。傅容を入れた棺を運ぶ葬列が進む頃、都へ戻ってきた徐晋は休む間もなく傅容を連れ戻しに自らの墓へと向かう。だが殉葬者の棺を開けると、そこはもぬけの殻だった。