第18回 熊本・人吉で隠れ里の絶景小道を行く
今回、中山さんが訪れた小京都は熊本県人吉市。鎌倉時代から明治維新までのおよそ700年間、相良氏という領主が代々治めた地。山々に囲まれた隠れ里ならではの、独自の文化が今なお根付いています。趣ある古い建物がそこかしこに残り、「肥後の小京都」とも呼ばれています。
朝霧に包まれた人吉城跡を出発した中山さん、道端から立ち上る湯気に温泉地を実感。思わず足湯ができる球磨焼酎の酒蔵に立ち寄ります。焼酎文化の発展と領主・相良氏の意外な関係を知り興味津々。また、趣ある街並みの鍛冶屋町通りでは、見たこともないカルタを発見し、人吉ならではの文化に驚きます。国宝の青井阿蘇神社でも、社殿や門に施された独自の装飾に感動。さらに、地元で大人気の、メニューがない食堂で絶品定食も堪能!2020年の豪雨被害から再び活気付き始めた地元の方々と触れ合いながら、歴史が息づく人吉の町を歩きました。