第35話 木箱が開けられる時
町に繰り出した嘉和帝たちは、とある茶館に立ち寄る。隣室では徐茂と玄翰の密偵が密会しており、壁越しに会話を聞いた嘉和帝に徐茂は内通者であることを知られ捕らえられる。一方、鳳冠(ほうかん)に隠されていた師匠の絵の意味を測りかねる傅容を、三おじはかつて柳如意が身を寄せた蓮花(れんか)山荘へ連れていく。荘主のにべもない態度に一旦は引き下がる彼らだったが、その後傅容の腕輪に気づいた荘主は木箱を取り出し、柳如意のことを語り始めるのだった。
町に繰り出した嘉和帝たちは、とある茶館に立ち寄る。隣室では徐茂と玄翰の密偵が密会しており、壁越しに会話を聞いた嘉和帝に徐茂は内通者であることを知られ捕らえられる。一方、鳳冠(ほうかん)に隠されていた師匠の絵の意味を測りかねる傅容を、三おじはかつて柳如意が身を寄せた蓮花(れんか)山荘へ連れていく。荘主のにべもない態度に一旦は引き下がる彼らだったが、その後傅容の腕輪に気づいた荘主は木箱を取り出し、柳如意のことを語り始めるのだった。