第7話 渤(ぼつ)王府へ
馬摘星は渤王府へ向かう途中で物乞いを拾う。その者は第2皇子である允(いん)王の実父を名乗る林広(りんこう)であり、奴婢の身分に落とされるも允王に会うため逃げ出していた。傷だらけの林広を王府に担ぎ込んだことで渤王から責められる馬摘星。贈った硯もすげなく返され、あげくの果てに割られてしまう。さらに見せかけの夫婦を演じるとまで宣言されるが、自分に対する偏見をどうにか拭いたいと願うのだった。そんな折、允王と王妃の敬楚楚(けいそそ)が渤(ぼつ)王府を訪れる。
馬摘星は渤王府へ向かう途中で物乞いを拾う。その者は第2皇子である允(いん)王の実父を名乗る林広(りんこう)であり、奴婢の身分に落とされるも允王に会うため逃げ出していた。傷だらけの林広を王府に担ぎ込んだことで渤王から責められる馬摘星。贈った硯もすげなく返され、あげくの果てに割られてしまう。さらに見せかけの夫婦を演じるとまで宣言されるが、自分に対する偏見をどうにか拭いたいと願うのだった。そんな折、允王と王妃の敬楚楚(けいそそ)が渤(ぼつ)王府を訪れる。