第4話
しのぶが持っていた看護学校のパンフレットを龍作が見つけ、東京行きに反対する。そんな龍作に静子は腹を立て、激しい夫婦喧嘩になる。
夕方、しのぶと新太郎は砂浜で男たちに襲われている若い女を助ける。千鶴子だった。しのぶは千鶴子を自分の家へ連れて帰り、傷の手当てをする。千鶴子は新太郎に興味を持った様子だ。静子と龍作は18年ぶりに我が子と対面して動揺する。二人から見た千鶴子の印象はあまり良くなかった。
翌日、18年前のお礼に、則子が千鶴子と澄夫を連れて水島家に来る。しのぶの美しさに目を奪われた澄夫は、別荘へ遊びに来るようしのぶを誘う。