第6話 願いの灯籠流し
斉策が妹の斉竺を救うために偽りの供述をして自害し、徐晋は一連の事件を調査する手がかりを失ってしまう。斉竺は成(せい)王・徐茂(じょ・ぼう)の生母・端妃(たんひ)の養女となり宮中へ入ったが、母と兄の後を追おうと入水しかけたところを徐晋に助けられる。蘭香(らんきょう)は文刑(ぶん・けい)の意外な一面を知り、ひかれていく。鳳来儀(ほうらいぎ)と如意(にょい)楼の間では盗作疑惑が持ち上がり、傅宣は自らにかかった嫌疑を見事に晴らす。亡き母を慕う安(あん)王・徐平(じょ・へい)を元気づけようと傅容はあることを思いつく。