第45話 眞一との絆
眞一(根岸大樹)が、娼館で働く麗華(木下あゆ美)と紅子(安達祐実)を目撃。動揺した麗華は思わず、眞一を拒絶する言葉を口走る。ショックを受けた眞一は、行方不明になる。 紅子は眞一を迎えにいくよう麗華を説得するが、眞一に会うのがこわい、と麗華はかぶりを振る。自分より紅子のほうが眞一にふさわしい、と身を引こうとする麗華に紅子の堪忍袋の緒もついに切れる。 「何があっても、紅子かあさんだけは、絶対にお前を見捨てない」──泣きじゃくる眞一。やはり自分は母に捨てられた。眞一の苦しみを前に紅子は強く抱きしめることしかできなかった。 そんなある日、紅子の目の前に死んだと思っていた人物が現れ...。