第38話 ミツの死、清瀬の終焉
太一(久保山知洋)を待ち続ける麗華(木下あゆ美)。それが麗華が選んだ道。紅子(安達祐実)は自分が太一の身代わりになろうとする。が、いつも自分を犠牲にする紅子に藤堂(石川伸一郎)が怒りをぶつける。久我山(野村宏伸)から聞いた紅子と真彦(鳥羽潤)の真実──二人は血がつながっていないことを紅子に打ち明ける藤堂。たとえ、隣りにいるのが自分でなくてもいい。紅子の幸せのための暴露だったが、それが紅子を苦しめる。
子爵家への執着を捨てたミツ(赤座美代子)が、久我山から杏子(越智静香)を取り戻しにいく。久我山が清瀬の家族に危害を加えるのを恐れる杏子。逃げることをあきらめた杏子は、真彦の出生の秘密をミツに告白する。あまりの衝撃に、心臓発作を起こしたミツは、死を覚悟し、真彦に真実を告げ...。