第34話 愛し合えないふたり
久我山(野村宏伸)が紅子(安達祐実)の実の父親として、清瀬家に乗り込んでくる。紅子は自分の娘だ、と久我山に対峙する孝太郎(岸博之)。久我山は杏子(越智静香)との愛の歴史を赤裸々に語ると、杏子と紅子を返してほしい、と言い放つ。
一方、杏子や孝太郎の献身的な愛によって、紅子の復讐心が揺らぎだす。真彦(鳥羽潤)が戻ってきたことで、自分の中に封印していた思いが溢れ出てくる。しかし、麗華(木下あゆ美)と眞一の秘密が、紅子の真彦への愛を立ち止まらせて──。悲しくて、切なくて、心が壊れそうな紅子は、藤堂(石川伸一郎)に助けを求めにいき...。
その頃、ミツ(赤座美代子)は権利書がないことに気づく。