12月26日~12月31日

12月26日(月)
「2022国際 ウクライナ侵攻は世界をどう変えた」

ゲスト:藤原 帰一(東京大学名誉教授 / 千葉大学国際高等研究基幹特任教授)※リモート出演、太田 昌克(共同通信社編集委員)

激動の2022年を国際問題で総括する。2月のロシアによるウクライナ侵攻。国連安保理常任理事国であるロシアの暴挙は、第二次世界大戦後、世界が形成してきた国際秩序をどう変えたのか。
武力による現状変更を禁止し、核保有国が非保有国に対して「使用しない」という前提で守られてきた世界の核管理体制も、プーチン大統領による再三の核恫喝で、もはや無力化してしまった。
また、中国では、経済的・軍事的に急成長を成し遂げ、習近平体制が半永久的な権力基盤を得た。
さらに、アメリカと中国の覇権争いによる対立の激化は、世界の分断を深刻化させつつある。
混迷する世界情勢の中で、日本は国際問題にどう向き合うべきなのか?2022年を総括し今後を展望する。


12月27日(火)
「2022政治 激動の永田町!迷走続くか岸田政権」

ゲスト:山田 惠資(時事通信社解説委員)、中北 浩爾(一橋大学教授)

激動だった2022年の政治。岸田首相は夏の参院選に大勝したが、安倍元首相の銃撃事件や世論を2分した国葬、そして、自民党と旧統一教会問題などに直面した。
8月には内閣改造と党人事に踏み切ったが、臨時国会では、1か月で3閣僚が辞任する異常事態に。また、防衛力強化に伴う増税議論では、自民党内や閣僚から公然と首相への批判が相次いだ。
「丁寧な説明」からはほど遠く、後手の対応で支持率が下がり続ける岸田内閣。今後、挽回することはできるのか?それとも迷走が続くのか?
今年の政治を総括し、来年の与野党攻防戦と政局の行方を展望する。


12月28日(水)
「2022経済 41年ぶり高水準の物価高いつまで?」

ゲスト:片岡 剛士(PwCコンサルティングチーフエコノミスト / 元日本銀行審議委員)、加谷 珪一(経済評論家)

激動だった2022年の日本経済を総括。ウクライナ情勢・新型コロナ・円安の「三重苦」にあえぎ、今月23日に発表された11月の全国消費者物価指数は、値動きの大きい生鮮食品を除く総合で前年同月より3.7%上昇。第2次石油危機の影響が残る1981年12月以来、約41年ぶりの高水準となり、歴史的な物価高が続いている。
さらに、飲食料品は来年1~4月までに7100以上の品目で値上げが予定され、平均値上げ率は18%になるとの調査結果が発表された。
暮らしを直撃する物価高はいつまで続くのか?日銀の金融政策の行方は?岸田政権の経済政策を踏まえて、来年の日本経済を展望する。


12月31日(土)正午~「鈴木哲夫の永田町ショータイム」
年末特番「あなたの知らない政治の裏側2022」

ゲスト:田村 淳(タレント)、カンニング竹山(タレント)、田﨑 史郎(政治ジャーナリスト)、細川 隆三(政治ジャーナリスト)

大晦日は激動の1年を「永田町」をキーワードに振り返る2時間スペシャル。多彩なゲストがあなたの知らない政治の裏側を語り合う。
夏の参院選で「黄金の3年」を手にしたはずの岸田政権だが...。安倍元首相の銃撃事件と「国葬」、露見した自民党と旧統一教会の関係、相次ぐ閣僚辞任、さらに防衛費増額と財源をめぐる増税発言で、支持率は最低を更新。岸田政権に起死回生策はあるのか。
この1年、政治報道の向こう側にあった、とっておきの出来事をゲストが"見える化"し「今だから話せる」政治の裏側、もう一つの永田町を伝える。

【ゲスト】

田村 淳
田村 淳
カンニング竹山
カンニング竹山
田﨑 史郎
田﨑 史郎
細川 隆三
細川 隆三