第21話 一生の契り
「凛子(安達祐実)への思いと一緒に、あたいを抱け」...紅子(安達祐実)は兄と知りながら、真彦(鳥羽潤)に自分の思いをぶつける。真彦も紅子の気持ちにこたえて、二人はついに禁断の境界線を越える。真彦と一生に一度の契りを結んだ紅子。この思い出さえあれば、この先生きていける。自分の気持ちに決着をつけると、真彦に別れを告げた。紅子は清瀬家の一同に、藤堂(石川伸一郎)と結婚することを宣言する。自分が凛子として生きるから、凛子の死は忘れてほしい、ときっぱり言い渡す紅子。二人の結婚式は三日後に決まった。紅子が真彦と愛し合ったのを知った藤堂は嫉妬する。「俺を愛せるのか?」と問う藤堂に、「愛させてみろよ」と応える紅子だが...。