第14回 千利休 生誕500年  ~茶聖の生み出した美~

~茶聖の生み出した美~ 第14回 千利休 生誕500年

「侘茶(わびちゃ)」を大成した千利休(1522-1591)。2022年はその千利休生誕500年にあたります。利休が確立した"わび"、"さび"は現代にも通じる美意識であり、優秀なプロダクトデザイナーでもあった利休は、建築、伝統工芸、食文化など、広範囲にわたって、今も大きな影響を与え続けています。
今回の『京都画報』は、京都に数多く残る利休ゆかりの寺院などを訪ね、住職らに利休とお寺との関わりなどをお聞きします。また利休好みの伝統を受け継ぐ伝統工芸の職人技にも触れ、それらを通じて "京都の美意識"、その原点を再発見出来ればと思います。
常盤貴子の案内役に、『武士の家計簿』などの著作で知られる気鋭の歴史学者、磯田道史さんをお招きし、利休の功績についてわかりやすく解説いただきます。また利休の食文化への影響を、京都屈指と言われる茶懐石の名店に訪ねます。

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【出演】
磯田 道史(国際日本文化研究センター教授)
小野澤 虎洞(聚光院 住職)
小林 太玄(黄梅院 住職)
前田 継道(瑞峯院 住職)
山本 寛(三友居 代表)
稲垣 裕美子(樂美術館 学芸員)

【協力】
大徳寺、聚光院、黄梅院、瑞峯院、三友居、国際日本文化研究センター、樂美術館