#7 キャンパスの殺人者
大学構内で物理学のサミュエル・ベネット教授が中庭から銃撃されて死亡する。殺害された午後9時、ベネットは同僚のアルバート・ゴッドフリー教授と電話中だった。犯人はわざと窓際の望遠鏡にベネットをおびき寄せていたと思われた。学生のロバート・ペリーとジェームズ・ギリーズの二人はベネットは学生からも他の教員からも好かれていたが、ベネットに学部長の座を奪われたゴッドフリーは彼を恨んでいたと話す。ゴッドフリーはベネットと電話で激しく議論していたことを認めるが、自分には被害者の電話の向こう側にいたという完璧なアリバイがあると主張する。