第34話 春の訪れ
時は流れ、錦繍は原青江との間に息子・非流(ひりゅう)をもうける。連夫人の息子・非雲と年が近いこともあり何かと比べられるが、非流はとても優秀に育っていた。一方、非白は木槿への思いを綴った「花西(かせい)詩集」を出版するが、淑儀(しゅくぎ)公主との縁談が進行中にもかかわらず非白が起こした行動に、皇帝は怒りを露わにする。そんな中、金谷(きん・こく)真人が護国の六子のことで原青江のもとを訪れる。
時は流れ、錦繍は原青江との間に息子・非流(ひりゅう)をもうける。連夫人の息子・非雲と年が近いこともあり何かと比べられるが、非流はとても優秀に育っていた。一方、非白は木槿への思いを綴った「花西(かせい)詩集」を出版するが、淑儀(しゅくぎ)公主との縁談が進行中にもかかわらず非白が起こした行動に、皇帝は怒りを露わにする。そんな中、金谷(きん・こく)真人が護国の六子のことで原青江のもとを訪れる。