第132回 作曲家・鈴木淳追悼...八代が恩師に捧ぐ熱唱
【ゲスト】松原健之、宮本隆治
【歌の贈り物】山崎静代(南海キャンディーズ)
昨年12月9日に亡くなった、作曲家の鈴木淳。八代の初めてのヒット曲「なみだ恋」を作曲した、八代にとっては「歌謡界の父」とも呼べる存在です。八代のほか、ちあきなおみさんや伊東ゆかりさんらの名曲の数々を作曲しました。恩師への思いを、「なみだ恋」の制作秘話VTRとともに、宮本隆治アナウンサーによるスタジオインタビューで八代が語ります。「なみだ恋」「ともしび」ほか、恩師の名曲を八代が心を込めて歌います。
また、17歳の時に鈴木淳と出会ったというゲストの松原健之さんは、昨年発表した鈴木淳の遺作「蛍よ」を熱唱。さらに鈴木作曲の黒木憲の名曲「霧にむせぶ夜」を歌い上げます。さらに、伊東ゆかりさんが歌う「小指の想い出」の名場面も。
2020年にこの番組に出演した際の鈴木淳と、妻で作詞家の悠木圭子さんの貴重映像もお届けします。
八代亜紀が様々な分野で活躍する方に思い出の曲を歌ってプレゼントするコーナー「歌の贈りもの」。今回のゲストは南海キャンディーズの、しずちゃんこと山崎静代さん。漫才はもちろん、俳優、ボクシングなど多方面で活躍するしずちゃん、実は絵もお上手なんです!そこで、八代のギャラリーにしずちゃんを迎えて、お互いの絵を見せ合うことに。しずちゃんの絵は、コロナ禍での人々のつながりをテーマにした独特の温かいものでした!そして思い出の歌はプレスリーの「ラブ・ミー・テンダー」。一体どんな思い出があるのでしょうか。爆笑トーク満載です!
鈴木淳先生に初めてお会いしたのは20歳の時でした。あの日から50年余り、ずっと私のそばに寄り添い続けて下さいました。「なみだ恋」の作曲中、先生のお宅に泊めて頂いて、完成するのを正座して待っていたこと、今も昨日のことのように思い出します。今回は、先生の遺作を歌った松原健之君、そして先生と親交のあった宮本アナウンサーが駆け付けて下さいました。本当にありがとうございました。鈴木淳先生は、数多くのメロディーとともに、多くの人の心の中で生き続けていくと思います。