第7話 怨念の遺書...
鏡子が野島家のガレージで自殺未遂を起こす。泰造は富貴子に知られないよう速やかに処理をするが、富貴子は鏡子の遺書を見つける。富貴子は鏡子の病室を訪ね、豊樹のことをあきらめるよう辛辣な言葉を浴びせかける。数日後、鏡子は退院。豊樹のものが全てなくなっている部屋を見て、号泣する。六月、豊樹と富貴子の結婚式が盛大に行われる。富貴子は妊娠六ヵ月の身重だったが、気づいた客は誰もいなかった。美晴は鏡子に手切れ金を渡し、豊樹に接近しないという誓約書を書かせる。十月、富貴子が女児を出産。豊樹は病院へ駆けつけるが、その姿を鏡子がじっと見ていた。