第16話 竹笛の響く村
気がつくと陸繹と今夏は石柱に縛りつけられ、龍胆(りゅうたん)村の人たちに囲まれていた。怪しい道士・藍青玄(らんせいげん)は今夏らを村に災いをもたらす疫病神だと言い放ち、2人はとらわれの身となる。夜になって2人は薪小屋を抜け出したものの、村を出るためのはしごは何者かに断ち切られ、帰路を絶たれていた。村を出ようとしていた青玄に出くわし、怪しい男たちが何者かを林の中へ連れ去ったと聞いた今夏らは、謝霄かもしれないと林の中へ捜しに出かけ...。
気がつくと陸繹と今夏は石柱に縛りつけられ、龍胆(りゅうたん)村の人たちに囲まれていた。怪しい道士・藍青玄(らんせいげん)は今夏らを村に災いをもたらす疫病神だと言い放ち、2人はとらわれの身となる。夜になって2人は薪小屋を抜け出したものの、村を出るためのはしごは何者かに断ち切られ、帰路を絶たれていた。村を出ようとしていた青玄に出くわし、怪しい男たちが何者かを林の中へ連れ去ったと聞いた今夏らは、謝霄かもしれないと林の中へ捜しに出かけ...。